QuickTrust

Appearance

検証セッション ​

本人確認の検証セッションを確認・管理します。

概要 ​

QuickTrust には2つのAPIバージョンがあります：

バージョン名称説明
v1Identifications単一ステップの識別検証（レガシー）
v2Verification Sessionsセッションベースの検証（推奨）

Verification Sessions (v2) ​

一覧画面 ​

テナントの「Verification Sessions」メニューから、検証セッション一覧を確認できます。

表示項目 ​

項目説明
ID検証セッションの一意識別子（先頭部分）
ステータスセッションの進行状態
判定本人確認の判定結果
書類種別使用された本人確認書類の種類
IPアドレスユーザーのIPアドレス
作成日時セッション作成日時

フィルター ​

一覧画面では以下の条件で絞り込みができます：

  • ステータス - セッションの進行状態で絞り込み
  • 判定 - 本人確認の判定結果で絞り込み
  • 書類種別 - 書類タイプで絞り込み
  • 作成日（開始/終了） - 期間で絞り込み
  • IPアドレス - IPアドレスで絞り込み

セッション詳細 ​

セッションをクリックすると、詳細情報を確認できます：

基本情報 ​

  • セッションID
  • ステータス
  • コールバックURL
  • 有効期限

書類情報 ​

  • アップロードされた書類画像（表面・裏面）
  • 書類タイプ
  • OCR結果
  • 書類スプーフ検知結果

Liveness情報 ​

  • Liveness検証ステータス
  • 信頼度スコア
  • リファレンス画像

検証結果 ​

  • 最終判定（approved / rejected / pending_review）
  • 判定理由
  • 顔照合スコア
  • 事前登録情報との照合結果

セッションステータス ​

ステータス説明
pendingセッション作成直後
in_progressユーザーが検証中
liveness_successLiveness検証完了
completed全検証完了
expiredセッション有効期限切れ
failed検証失敗（技術的な問題）

検証結果ステータス ​

ステータス説明
processing検証処理中
approved承認
rejected拒否
pending_review人間による審査が必要

テスト用セッション作成 ​

管理画面からテスト用のセッションを作成できます。

  1. 「新規作成（テスト用）」ボタンをクリック
  2. 以下の情報を入力：
    • コールバックURL（必須）- 本人確認完了後のリダイレクト先
    • state（任意）- テナント側で使用する参照ID
    • 事前登録情報（任意）- 姓、名、生年月日、住所
  3. 「作成」をクリック
  4. 作成完了後、以下が表示されます：
    • セッションID
    • 本人確認URL
    • QRコード（モバイル端末でスキャン可能）

ヒント

QRコードを使用すると、モバイル端末で簡単に本人確認フローをテストできます。

Identifications (v1) ​

レガシーAPI

v1 APIは後方互換性のために維持されています。新規実装では v2 (Verification Sessions) を使用してください。

テナントの「Identifications」メニューから、v1の識別レコードを確認できます。

再処理 ​

検証結果に問題がある場合、再処理を実行できます：

  1. セッション詳細ページを開く
  2. 「再処理」ボタンをクリック
  3. 再処理するキューを選択：
    • document_processing - OCR・書類検証
    • liveness_verification - Liveness検証
  4. 理由を入力（任意）
  5. 「実行」をクリック

ヒント

再処理は、OCRの誤認識や一時的なサービス障害による失敗を修正する場合に使用します。

QuickTrust eKYC

Copyright © 2025 QuickTrust